フミ)また引き続き お話を伺いたいと思うんですけども、、荒田さんといえば、最近私が所属している筑豊フィルハーモニー管弦楽団に、ほんとに私の横で指導係のようにバイオリンを弾いて下さってまして、、、
フミ)バイオリニストと言っても、、なんかこうジャンルが違うというかオーケストラの方と、私みたいにフリーランスみたいにいろんなことをやっちゃう人たちと、なんかこうレッスンしかしませんとか言う人たちとか、いろんな人たちが居るんですけども、、、
筑豊フィルハーモニー管弦楽団って半分アマチュアのグループですけども、オーケストラを弾く機会が九州に居るとそんなに無いので、、楽しみの一つというか、させていただいてるんですけどもね、、オーケストラはあれだけ人数が集まらないとできないので。そんな荒田さんが今日はバイオリンを持ってきていただいてるということで。
ここで一曲弾きます🎻♪サニーサイド オンザ ストリート♪
(演奏中 途中割愛)パッションダモーレからドリゴのセレナーデ♪
アラタ)数日前に、僕は急に桜見たくなって、、
フミ)京都に行かれてましたよね?
アラタ)突然、、
フミ)あのSNSに 《そうだ京都へ行こう》書かれてましたよね?
フミ)ほんとに京都に行ってるから、、すごい。。
アラタ)行く前の日にね、奥さんにね、、『いまごろ京都の桜、、綺麗やろね、、』ってつぶやいたんよ。そしたら行ってきたらって、、
アラタ)えぇっ、、てこっちがびっくりしてね。。じゃ、行ってこかな、、
アラタ)翌日の夜のフェリーで行って
アラタ)桜🌸綺麗やったよぉ、、、、
フミ)車で?
アラタ)いやフェリーで人間だけでね、、そうそう。それで神戸港に着いてね、それからJRで京都まで、、長女誘ったら来るって、、私はフエリー⛴長女は新幹線🚅京都のイノダコーヒーで待ち合わせしてね。。
アラタ)南禅寺から哲学の道歩いた🚶🚶♂️
フミ)あぁ、、いいなぁ〜〜
アラタ)帰る日は午前中ちょっと時間があったんで☕️嵐電?嵐山に行く電車、、四条大宮から、ちゃんと乗ったことなかったので、、乗りにいこか?って乗ったら嵐山まで行ってしまってね、、
フミ)嵐山見れました?
アラタ)うん、渡月橋まで見てきてね。。ほなら『人力車乗りませんか?』
フミ)めちゃめちゃ観光してるやないですか?
アラタ)いやぁ、、ほんまよかったわ。。
アラタ)なんでかてね、、まぁ桜も綺麗し紅葉も綺麗なんですが、、
その一時しかないよね。
音楽と一緒で今しかないという。それ逃したら、、
フミ)ねぇ、、それねぇ、、
アラタ)なんでそれ聴かんかったの?みたいなコンサートないですか?
フミ)あります、、すごいあります。
アラタ)あるでしょ。。聴いてない人にはわかんないのよ。
フミ)一期一会ですよね。
アラタ)じゃ来年って言っても分からんよね、、今の世の中こんなで、、まさかコロナになるなんて、、
フミ)そうですよ。。
アラタ)だから、、ね、、思ったら経済的なことは考えずにね。
フミ)もうまず行くと、、
アラタ)そう。
フミ)明日の我が身はわかりませんものね。。
アラタ)ほんとにわかんない。。
フミ)そうか私も、、『そうだ京都へいこう』行こかな。。。
(笑)(笑)
アラタ)11月末の🍁紅葉が綺麗よ。
フミ)そう見たいですよね。
アラタ)永観堂🍁ね。その代わり混んでるけどもね、、、あれはもう、そのなんていうの極楽浄土みたい、、
フミ)あ、ほんと11月頭くらい?末?
アラタ)真っ赤でね、道も紅葉の絨毯で真っ赤でね、、風が吹いたらブワッて紅葉が散るのよ。。ここは現世と思えん世界になるよ。桜も🌸綺麗けど、、行かれてください。。
フミ)惜しみなく時間を使いたいとおもいます。
(演奏中 🎻途中割愛)パッションダモーレからジュトブ
フミ)荒田さんて、、好きなバイオリニストって、、アイザックスターン?
アラタ)好きなバイオリニストいっぱい居るからねぇ、、この人だけってねぇ尊敬してるのはアイザックスターンとか、、うーん ミルシテインとか
アラタ)なんかでもね、、江藤俊哉先生とかね、素晴らしい方いっぱい居られますから、、
フミ)そういう方達って、人間味があるじゃないですか、自分もそうでありたいなという。
フミ)荒田先生、、先生って言ってますがSNS上に《バイオリン練習用虎の巻》と言いますか、
フミ)私それ、ビックリしたんですよ、、いわゆるですねこの曲を勉強するにはどうしたらいいのか、、バイオリンの指導者にとってみたら誰にも知られたくないよっていう秘密じゃないですか。
アラタ)そうね。
フミ)その指導法っていうかね、、それを共有しようとしてくださる荒田さんの姿勢にはめちゃくちゃリスペクトで、誰もが知りたかったよね、、けっこうピアノの世界ならヤマハさんとかね、カワイさんみたいにシステム化されてる、こういうふうに指導しましょうとなんかこう一本化があるような世界とバイオリンはちょっと違いますよね。みんな個人個人でこの先生に指示したらこの先生の指導方針。
フミ)習ってみないと分からないこの世界ね。それをSNSに公表してくださるっていうのがビックリ。いまYouTubeでもいろんなものが出てますけども、ちゃんと譜面上に手書きで書いて下さってる。
フミ)それを要りますか?ってメールに。こんなのもらっていいんですかって私はおもいましたけども、、
フミ)これは今後、九州は福岡を中心にバイオリンを学んでいこうと、も一つはバイオリンを教える方が学んでいくべきことなのかな、、と思うところがあって。
アラタ)あれはね、、書いたのは特別なことをしようと思ったわけではなくて、自分の生徒の練習の仕方が悪いなぁ、、と思ったから、じゃ、こういうふうにして今度までにしてきてごらんって、そしたら驚異的に良くなったのよ。
フミ)あ、そうですか、、じゃ実証済みなんですね。
アラタ)あれは一つの方法で、違う角度から見たらちがっやり方があると思うけど。
アラタ)生徒にいつもいうんやけども、福岡だったら都市高速道路、東京だったら首都高速、まあ高速道路ってあるでしょ。世の中には。
アラタ)そういうのんって作るときにどうやってつくりますかっていう話するんです。
アラタ)高速道路、一般的に高速道路作るためにはもの運ばなあかんよね。機材やら、コンクリートやら、鉄骨とかね、、そうすると道がいるよね。
フミ)ああ、、そこに行くまでの道がね。
アラタ)まず、だから下の道作るのよ。それから上作るのね。
アラタ)だから福岡だと都市高速作るときにずっと見とったけど、、高速道路というものの近くにはもう一本道があるよね。必ず、、湯布院の辺りでもね。福岡でもそうね、都市高速の下には道が必ずあるよね。東京でもそうよね。
アラタ)だから一気に高速道路は作れないよね。
フミ)一気にそこには到達できないと、、
アラタ)楽譜もらって、、まぁこれがメンデルスゾーンの協奏曲、、これ何回も何回もそのまま弾いたって上手にならんよね。それを分解して、ここが橋桁ですよ、ここは橋ですよ、ここが歩道になります、、とかね。分解してもっかい組み合わせないとね。100回ただ弾いても上手になんないよね。
フミ)でも習ってる人たちって弾きたいんですよね。
アラタ)も一つの理屈は、、三つあるけど、、音楽っていうかこういう芸能関係、、要するに自分の身体を使ってする表現法が100あるとするやん。100のうち90−95くらいまでは教えれる。後の5−10%は教えることが出来ない。そのところがものすごく大事なんよ。それを感性って言うのよ。
アラタ)例えばこの醤油辛いなって言う人も居れば、それは甘いって言う人もいる訳で、、これ辛いやろって言ったって、いや私は甘いと思う。これは感性やから、、
アラタ)そこは自分で磨いてもらわなあかん。でもそれ以外の90−95%は教えれる。理屈で。
アラタ)そこは先生がサポートしてやらんとね。
フミ)これね、いつもどうやって伝えようかなってね。
アラタ)今日持って来なかったけど、、バッハていますよね。バッハが活躍してた時のプロイセンのフリードリッヒ二世だったか、、そこでフルートを教えていたクヴァンツって人がいて、彼は今の時代に換算すると年収億単位の売れっ子で、バッハよりも高級取りでね。。
アラタ)その人が書いた本の中にメロディがあって、それを音一個ずつ分析してある。
フミ)よく本で残ってますね。
アラタ)残ってます。
アラタ)この音は前の音より大きく、ここはテヌート、そしてクレッシェンド、、みたいにね。
アラタ)全部書いてある、、それ見てなるほどね、、昔からこういうふうに勉強してるんだ、、と思ったのね。それはクヴァンツのフルート奏法の中に書いてある。
アラタ)ま、、それもですが、、さっきの高速道路の話わかりやすいでしょ?
フミ)そこに行くまでに別の道を作る。いやそれ何にでも通じる方法ですね。ホントに。順序よくいけばできる。ホント細かく書いてある、これはみんなが聞きたい。今後いろんな方の財産になっていく、、で何かしら大きな力になるんじゃないかなと。
フミ)ちょっと面白いプロジェクトが始まりそう、、始めたいと私は思っておりますので、、
アラタ)そう言っていただいたら頑張ろかなと、、
フミ)バイオリンをいかにわかりやすく、みんなのものになってほしいと願う、みんなのとこに届けばと発信していきたいなと。ぜひご協力いただいてよろしくお願いします。
(完)